初めてクアトロツアーで聴いたとき、一曲で心をつかまれました。
特に「お前に会えて良かったよ 心底」という歌詞が深く響きました。
その後、クアトロミラージュでも聴けてますます好きになりました。
「ぼんやりだけど未来が見えた気がするんだ」という部分で、泣きそうになりました。
PVのshort ver.も視聴して、歌詞の「愛ってやつは自分勝手で どうしようもない俺達だって」に共感し、また泣きそうになりました。
待ちに待ったリリースの時、CDを聴き始めるとき、ドキドキしました。
出だしのチャチャッには最初驚きましたが、続くギターで安心しました。
この曲のヴォーカルのメロディー展開がとても好みで、「俺達だって」から「ヴィーナス」に入るところでは鳥肌が立ちました。
メロディアスな歌を支える演奏も素晴らしく、特にフジイさんのギターがカッコよかったです。
歌詞も心に響き、泣きそうになりました。
歌詞には、「最終兵器」についての考えもありました。
現代では最終兵器が核兵器や原発と考えられることが多いですが、チバさんやバンドの視点からは違う見方もあるのだろうと思いました。
「最終兵器」がない未来を描く決断について歌われているようで、その意味に深く考えさせられました。
この歌にはチバさんやバンドの物語が感じられ、それが泣かされる理由の一つでした。
以前にもROSSOのTULIPの感想を書いたとき、チバさんの「永遠」について考えることがありました。
彼が「永遠」についてどのように感じているか、その重さや深刻さが伝わってきました。
それが最終兵器でも感じられました。
結局のところ、この歌には自分の物語が重なり、チバさんやバンドの物語と繋がる部分がありました。
その共感や感動が泣かせる理由でした。
永遠の階段 踏み外せばいい
風の無い街 吹き抜けたのは
ダークブルーの 静かな決断
生身だけで生きていれば もう何もかもいらなくなる
ヴィーナス タンゴ ステップをやみくもに踏み出せ
ぼんやりだけど明日が見えた気がするんだ
そうだよね、チバさんがついに「永遠」からの脱出を果たしたんだなと感じたよ。
以前は気づかなかったけど、新しい可能性が見えたんだろうね。
彼が自由に近づけたことが嬉しくて、感動してしまった。
そして、初めて聴いた時から心に残るあの部分があるんだよね。
お前に会えて良かったよ 心底
訳聞かれても 答えらんないけど
いつかきっとわかるんだろうね
愛ってやつは自分勝手で どうしようもない俺達だって
そうだね、この歌では聴き手への感謝と愛が溢れているよね。
チバさんが聴き手に向けて花束のような言葉を贈っている姿を見て、彼の優しさに感動してしまった。
彼の歌詞には自己中心的な愛やどうしようもない愛が描かれているけれど、それでも受け入れられるというメッセージがあって、愛とは何かを考えさせられる。
また、この歌には青春のイメージも強く感じるね。
バイクに乗って夜明けの街を駆け抜けたり、未来への迷いを感じたりする場面が、青春時代の記憶を呼び起こして、切なくも懐かしい気持ちにさせる。
これから青春を謳歌する若者たちにとって、この歌は力強い応援歌になるんじゃないかな。
そして、最終兵器が核兵器や原発ではないとしたら、それは心の防衛装備や攻撃的な武器かもしれないね。
でも、そんなものは必要ないし、愛こそが真の力だというメッセージが込められている。
この歌は本当にメッセージ性が強くて、感動してしまうね。