SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ、通称：セカオワ)の「RPG(アールピージー)」は本当に素晴らしい曲ですね。
カラオケでも頻繁に歌われ、その明るくファンタジックな曲調に人々が魅了されています。
今回、この楽曲について考察していきたいと思います。
信頼できる仲間を持つことは非常に重要
RPGとは、ゲームのジャンルで非常に有名です。
これは、プレイヤーが特定のキャラクターに扮し、そのキャラクターの役割を果たすゲームのことを指します。
RPGゲームにおいて、信頼できる仲間を持つことは非常に重要です。
正しい心構えで、力強い仲間たちと共に冒険することで、不安を感じることなく進んでいけるというメッセージが込められています。
強固な絆
この曲についての調査から、バンドメンバー同士が論争を経て和解した瞬間にインスパイアされて制作されたという情報があります。
この視点から考えると、この曲は仲間たちとの間に軋轢が生じ、一時的に疎遠になってしまったけれども、それでも強固な絆があるおかげで再び共に目標に向かって前進しようとする姿を描いています。
大切な仲間たちと共にいるからこそ、可能なことがあるというメッセージが、この曲の中に込められています。
何も恐れることはない
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない
青空の下で、海への歩みを進めます。
澄み渡る青空は未来への明確な展望を示し、果てしない海は広がりを持つ目的地を想起させます。
この明るい未来の前では、何も怖いことはありません。
不安や孤独とは無縁で、自信をもって前に進みます。
大切な何かが壊れたあの夜に
僕は星を探して一人で歩いていた
大切なものを失ったあの瞬間、私は星を探し始めました。
この文脈では、失ったものが星に喩えられています。
そして、孤独に歩いていたという描写から、失ったものが誰か、つまり人であることを推測できます。
ペルセウス座流星群 君も見てただろうか
僕は元気でやってるよ 君は今「ドコ」にいるの?
そして、おそらく君も同じように見上げているでしょう、ペルセウス流星群を眺めて、君を想念します。
別れているにもかかわらず、君への気遣いが私たちの深い絆を示しています。
大切な君と別れても、心から気にかけ続けています。
「方法」という悪魔にとり憑かれないで
「目的」という大事なものを思い出して
方法は、目的を達成するための手法に過ぎません。
しかしながら、詳細な方法に過度に執着すると、時には計画が狂ったり、仲間と対立したりすることがあります。
こうした状況に直面したときこそ、何のために行動しているのかを再確認し、一致団結して前に進む必要があることを示唆しています。
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない
本当に大切なものを思い起こし、仲間と協力して全力で取り組むことで、輝かしい未来への道を、恐れることなく進んでいけるのです。
同じサビであっても、前の歌詞を振り返ってから読むと、全く異なる印象が生まれることがありますね。
大切な何かが壊れたあの夜に
僕は君を探して一人で歩いていた
1番の部分でも、大切な友達との別れが歌われています。
君を捜し求め、孤独に歩いていたという表現から、君は私にとってかけがえのない友人であることが伝わります。
あの日から僕らは一人で海を目指す
「約束のあの場所で必ずまた逢おう。」と
別々の道を歩む友人と私、それぞれが同じ海を目指して進んでいます。
たとえ距離が離れていても、私たちの目標は共通しています。
再会を約束し、友情が同じ目標に向かって築かれていることが理解できます。
「世間」という悪魔に惑わされないで
自分だけが決めた「答」を思い出して
自分が達成したいと思う目標に向かって進むには、一貫してその目標に向かって歩み続ける必要があります。
個々の人生の目的は、個人ごとに異なるものです。
そのため、外部からの世間や他人からの余計なアドバイスはむしろ有害であることがあります。
自分自身の目標に集中し、それに向かって前進することが不可欠です。
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない
自分の目標に向かって積極的に進むことで、輝かしい未来が待っています。
他人の評価や言葉に左右されず、自分の進むべき道を進むことで、孤独も恐れる必要はありません。
“煌めき”のような人生の中で
君に出逢えて僕は本当によかった
たとえ時折仲違いがあっても、君は私にとって非常に大切な仲間です。
共通の目標に向かって共に歩んできた仲間だからこそ、人生が豊かになり、感謝の念を抱きます。
君がいたおかげで、恐れることはなく、孤独を感じることもありませんでした。
そして、明るい未来への信念を持つことができたのも、君のおかげです。
街を抜け海に出たら 次はどこを目指そうか
僕らはまた出かけよう 愛しいこの地球(せかい)を
一度目的地に到達したとしても、私たちの人生は終わるわけではありません。
新たな目標を見つけることになります。
そして、私たちは大切な仲間たちとともに新たな目標に向かって進むのです。
仲間がそこにいるからこそ、この世界は輝き、愛おしく感じられるのです。
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない
大切な仲間と共に、大切なことを忘れず、自身の目標に向かって進むことで、明るい未来への一歩を踏み出せます。
そのようにすれば、何も恐れることはありません。
たとえ恐怖があったとしても、素晴らしい仲間がいれば安心です。
こうして、この歌を結びます。
まとめ
SEKAI NO OWARIのメンバーは非常に親密で、共同生活を送っていたりすることから、相互の信頼が非常に深いことが窺えます。
おそらく、各メンバーはお互いを欠かせない仲間と考えているでしょう。
一人でもメンバーが抜けていたら、今のSEKAI NO OWARIは存在しなかった可能性が高いです。
『RPG』という曲からも、そういった思いが感じられます。
