今回は優里さんの「ビリミリオン」について考察していきましょう!
この曲には、興味深い歌詞が含まれており、人生における重要なことが描かれています。
これを聴くことで、自分自身の人生の在り方を再確認するきっかけになるかもしれません。
老人が君に言いました
「残りの寿命を買わせてよ
50年を50億で買おう」
人生をやり直したいとただ起きて食って働いて
寝て起きて働く毎日だ
それなのに手放したくない
理由を考えてみたよ身体も痛くなるだろうし
友だちもいなくなるんだろうな
恋愛もできなくなるよな
その値段じゃ売れないな
ある日、主人公は老人から声をかけられます。
「私に残りの寿命を売ってくれませんか? 50億で50年の寿命を買います」と言われます。
主人公は考えます。
歌詞にもあるように、何の変哲もない日々。
特別なこともなく、平凡な生活を送っています。
しかし、なぜか主人公はそれを手放したくないと感じるのです。
50億という巨額のお金よりも、50年という時間の尊さを考えます。
日本では生涯年収2〜3億円と言われる中、年収1億円という金額。
主人公は冷静に考えた結果、「それは売れない」という答えを出しました。
僕が生きてるこの時間は
50億以上の価値があるでしょう
生きているだけでまるもうけ
これ以上何が欲しいというの
主人公は、現在の時間に価値を見出すことができます。
彼は50億を受け取らなくても、自分が生きているだけで十分な価値を感じることができます。
しかし、普通に生活していると、さまざまな欲望が芽生えてしまうことに疑問を感じます。
老人が君に言いました
「それなら倍の100億出そう
奥さん、子供もつけるから」
「豪邸も仕事もつけるからさ」50年が100億ならば
年収2億の大富豪だ
でも好きな人は自分でさ
見つけたいからいらないよ
老人は主人公に対して、50億ではなく倍の100億を提示し、さらに奥さんや子供、大豪邸という特典もつけてきます。
主人公は考えます。
年収2億という桁外れの金額に想像も及びません。
しかし、主人公は好きな人は自分で見つけたいという理由から、申し出を断ることにしました。
僕が生きてるこの時間は
100億以上の価値があるでしょう
生きているだけでまるもうけ
何にでもなれる今がいいのどんな夢を描いてもいい
どんな恋をしたっていい
無限大の可能性は
誰にも譲れない
主人公は100億円でも断ってしまいます。
彼は「どんな夢を描いてもいいし、どんな恋をしてもいい。無限大の可能性を秘めた今という時間には、真の価値がある」と信じています。
いくら桁違いなお金を手にしたとしても、主人公は絶対にそれを譲ることはできないという強い気持ちを持っています。
何十回立ち止まっても
それでも僕を諦めない
僕が生きる理由は
僕が決めるから僕らが生きる時間は
決して安いものじゃないから
後悔しない選択を選んで欲しいの頑張ろう 頑張ろう 頑張れ
頑張ろう 頑張ろう 頑張れ頑張ろう 頑張ろう 頑張れ
頑張ろう 頑張ろう 頑張れ
「僕を諦めない」
人生の中で苦難に直面し、時折辛くなることもあるでしょう。
頑張りを諦めそうになる人もいれば、自ら命を絶つ選択をする人もいます。
主人公は若くして、時間の尊さに気づいています。
時間をお金で買おうとした老人は、歳をとってから時間の重要性に気づいた人との対比を表しているのかもしれません。
今という時間は、お金では買えない安価なものではありません。
人間は常に現在が一番若いのです。
「頑張ろう、頑張ろう、頑張れ」
優里さんの情熱的なメッセージが伝わってきます。