【青と夏/Mrs. GREEN APPLE】歌詞の意味を考察、解釈する。

皆様、映画『青夏 きみに恋した30日』はご鑑賞されましたでしょうか?

この作品は、青春を超えて更に青く、そして熱い!
夏に限定された純粋なラブストーリーを描いています。

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)さんがこの映画のために制作した素晴らしい楽曲があります!

そのタイトルも本当にぴったりですね。

映画の内容が凝縮されたような歌詞

映画『青夏 きみに恋した30日』の制作チームとも共に打ち合わせを行い、作品の世界からインスピレーションを受けて生まれたのが『青と夏』という楽曲です。

イントロの爽やかな疾走感から、青春ならではの恋愛や友情のキラキラした夏の雰囲気が感じられます。

打ち合わせの際に、台本に大きく描かれていたひまわりという要素が、歌詞にも盛り込まれています。

映画『青夏 きみに恋した30日』の魅力がすべて凝縮された、キュンキュンなラブストーリーとして印象に残ります。

全若者への応援メッセージ

歌詞の中では、AメロとBメロでは一人称の「私」という表現が使われています。

しかし、サビの部分では、「僕ら」、「貴方」、「君」、「君ら」という言葉が使われており、AメロやBメロで登場する「私」に向けた応援のメッセージが込められているように感じられます。

みんなが主人公

涼しい風吹く
青空の匂い
今日はダラッと過ごしてみようか

風鈴がチリン
ひまわりの黄色
私には関係ないと
思って居たんだ

情景は、学生時代の長い夏休みを彷彿とさせます。

田舎の静かな環境で過ごし、毎日が同じように穏やかに過ぎていく様子が思い浮かびます。

「私は関係ないと思っていた」という心境が描かれており、夏の青春や恋愛とは縁遠い「私」の姿が浮かんできます。


夏が始まった
合図がした
“傷つき疲れる”けどもいいんだ
次の恋の行方はどこだ
映画じゃない
主役は誰だ
映画じゃない
僕らの番だ

この曲には、「私」を奮起させる素敵な言葉が散りばめられています。

映画の主題歌として採用されたこの楽曲には、「次の恋の行方はどこだ 映画じゃない 主役は誰だ」というフレーズが含まれており、まるでドラマチックな恋愛が「私」に訪れる予感を感じさせます。


優しい風吹く
夕焼けの「またね」
わかっているけどいつか終わる

風鈴がチリン
スイカの種飛ばし
私にも関係あるかもね

静かなメロディーが流れる中、2番のAメロが登場します。

「私」が特定の誰かに想いを寄せ始めた気持ちが伝わってきます。

夏の夕方の風景と重なるように、切ない感情が心を満たします。

「私にも何か関係があるのかもしれない」と、「私」が恋愛の世界に足を踏み入れる瞬間を感じることができます。


友達の嘘も
転がされる愛も
何から信じていいんでしょうね
大人になってもきっと
宝物は褪せないよ
大丈夫だから
今はさ
青に飛び込んで居よう

恋愛に揺れる「私」の心情。

友情も恋心も、揺らぎがある。

それでも、「私」は自分を信じて、今の恋に全力で向き合っていく。


夏が始まった
恋に落ちた
もう待ち疲れたんだけど、どうですか??
本気になればなるほど辛い
平和じゃない
私の恋だ

私の恋だ

2番のサビでは、Cメロの後に、「私」の心情が綴られています。

片思いの苦しさもあるけれど、自分自身を励ますかのように、「私の恋だ」と力強く歌われています。


寂しいな
やっぱ寂しいな
いつか忘れられてしまうんだろうか
それでもね
「繋がり」求める
人の素晴らしさを信じてる
運命が突き動かされてゆく
赤い糸が音を立てる
主役は貴方だ

始めの部分は、「私」の恋愛の辛い気持ちに寄り添い、慰めるような歌詞です。

それでも諦めないで大丈夫!

「主役は貴方だ」

ここでも力強く背中を押してくれているように感じられます。


夏が始まった
君はどうだ
素直になれる勇気はあるか
この恋の行方はどこだ
映画じゃない
愛しい日々だ

恋が始まった
合図がした
今日を待ちわびた なんて良い日だ
まだまだ終われないこの夏は
映画じゃない
君らの番だ
映画じゃない
僕らの青だ

映画じゃない
僕らの夏だ

最後はサビのメロディが繰り返されます。

「私」の恋を応援し、そして幸せな結末へと向かっていく展開です。

後半では、「私」だけでなく、聞いている全ての人に向けてメッセージが込められているように感じられます。

「映画じゃない 僕らの夏だ」と力強く歌われています。

青春の夏は、誰もが主人公になることができるのです!