「No No Girls」最終審査の概要と注目ポイント
BMSGが手掛けた初のガールズグループオーディション「No No Girls」。
その最終審査「No No Girls THE FINAL」は2025年1月11日に神奈川・Kアリーナ横浜で開催され、多くの観客が見守る中、夢の舞台が繰り広げられました。
このオーディションは「身長、体重、年齢はいらない。ただ、あなたの声と人生を見せてください」という独自の理念を掲げ、応募総数7,000人の中から選ばれたファイナリスト10人が競い合いました。
最終審査では、2つの課題が課されました。
1つ目は、5人ずつ2チームに分かれて課題曲『drop』を披露するグループ審査。
この楽曲は、ちゃんみながオーディションのために書き下ろした特別な一曲で、Hip Hopトラックに歌詞とメロディーを乗せたものです。
2つ目は、各自がちゃんみなの楽曲を1曲選び、セルフプロデュースによるソロステージを行う審査。
わずかなステージ時間の中にそれぞれの人生を込めたパフォーマンスが披露され、観客を魅了しました。
注目すべきは、ちゃんみなが審査基準として掲げた「私を超えられるかどうか」という厳しくも愛のある視点です。
これに応えようと、ファイナリストたちは自分の限界を超えるパフォーマンスを披露し、その成長ぶりに感動の声が広がりました。
デビューメンバー7人とグループ名「HANA」の発表
最終審査を経て、デビューメンバーとして選ばれたのは、CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAの7人。
それぞれが個性豊かで圧倒的な才能を持つメンバーで、まさにオーディションの「花形」ともいえる存在です。
デビューグループ名は「HANA」。
ちゃんみなはこの名前について、「頑張って咲いたみんななので、『HANA』と名付けました」と語り、「枯れない花を私も一緒に作ってみせます」とその決意を表明しました。
「HANA」には、彼女たちが音楽業界に咲かせる花となり、決して枯れることのない輝きを放ち続ける願いが込められています。
また、このグループはプレデビュー曲『drop』を披露し、ソニー・ミュージック・レーベルからのメジャーデビューが決定しました。
この春にはデビューイベントも予定されており、これからの活動に大きな期待が寄せられています。
ちゃんみなが伝えたメッセージと審査の裏側
「No No Girls」の審査を通して、ちゃんみなが発信したメッセージには、彼女自身の経験からくる深い思いが込められていました。
彼女は審査の場で、「結果は残念ではありません。信じているからの決断です」と語り、合格・不合格を超えた視点で参加者全員の未来を応援する姿勢を示しました。
この言葉は、会場の参加者や視聴者の心に大きな勇気を与えました。
また、ちゃんみなは妊娠・出産というプライベートな状況を抱えながらも、プロデューサーとして全力で審査に臨みました。
そのエネルギーは参加者への個別指導や楽曲制作、さらには人生観にまで及び、多くの人に影響を与えました。
「ただの女の子が涙を、笑顔を作りました」と語る彼女の言葉に、深い感謝の念がにじみ出ていました。
オーディションで描かれた人生の物語と感動のステージ
最終審査は、ファイナリストたちの人生そのものがステージに反映された瞬間でした。
それぞれがこれまでの「No」と向き合い、自己表現を通じて乗り越えてきた道のりを、パフォーマンスに込めました。
特に、CHIKAが披露したソロパフォーマンスは圧巻でした。
これまで大手事務所での活動経験がありながらも苦しい時期を経験した彼女が見せた歌唱力と感情表現は、観客の涙を誘いました。
また、MOMOKAは「止まっていた時計の針が、やっと動き出した」と語り、自分を見つめ直す機会を与えてくれたオーディションに感謝を伝えました。
ちゃんみなの楽曲がもつ力、そしてそれを通じてメンバーが自分の人生を表現するステージは、ただのパフォーマンスを超え、観客に深い感動を与えるものでした。
未来を切り拓く「HANA」の挑戦と展望
デビューを果たす「HANA」の挑戦は、これからが本番です。
メジャーデビューが決まった彼女たちは、音楽業界に新たな風を吹き込む存在として注目されています。
特に、「ただのガールズグループ」の枠を超えた挑戦が期待されています。
また、BMSGのプロデュースのもと、グローバルな活躍も視野に入れた活動が予想されます。
「HANA」は個々の才能を融合させながら、他にないパフォーマンスでファンを魅了し続けることでしょう。
さらに、ちゃんみなのメッセージを背負いながら進む彼女たちは、音楽だけでなく、リスナーの人生にもインスピレーションを与える存在になることが期待されます。
これからの「HANA」の活動を通じて、彼女たちがどのような花を咲かせるのか、その成長を楽しみにしていきましょう！
